税理士かどうか調べる方法

日本税理士会連合会が運営している「税理士情報検索サイト」というサイトで、税理士登録しているかどうか調べることができます。

ただし、このサイトで検索するにはちょっとしたコツが必要です。

例えば斉藤の「斉」は、「斎」や「齋」、「齊」など、色々な字がありますが、税理士登録上は難しい「齋」で、仕事上は簡単な「斉」を使っているケースなどもございますので、名前で検索する際にはカタカナ検索も試してみることをおすすめします。当事務所の税理士の斉藤も、ただしくは齋藤という感じになります。

また事務所名についても、個人事務所の場合には名刺に書かれている名称と税理士会登録上の事務所名が違っているケースもございます。これは税理士会登録する際には、「名前」＋「税理士事務所」という非常に限られた名称でしか登録できないため、税理士会登録上の事務所名と普段使っている事務所名を分けているケースがございます。

こういった場合には住所で検索するとよろしいかと思います。

当事務所の場合には、所在地に「恵比寿南」といれて検索すると、代表税理士を含めた当事務所の税理士の名前が出てきます。

このページでは、税理士かどうか調べる方法についてご紹介しました。

税理士事務所の場合には、スタッフ全員が税理士登録しているケースは珍しいです。実務上はこの業界は資格よりも経験が重要といった部分もあります。実際のところ、税理士の平均年齢は非常に高く、60代が多く、新しい税法をよく知っていたり、実務ができるのは税理士資格のないスタッフであると言うことが多いものです。ですから、税理士事務所と言っても、担当者の多くは税理士資格を有していないのです。資格を取るとすぐに独立するケースが非常に多いため、勤務税理士が多くないことも事実ですね。したがって、しかくそのものにこだわる意味はあまりないでしょう。

ただし、一人事務所の場合には、税理士資格がないとなると、偽税理士行為に該当する可能性があり、この場合は危険ですので避けてくださいね。事務所の代表者に資格がないとなると、後々に大きな不利益を被ることになりかねません。