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武蔵野市の創業融資を取りたい場合

武蔵野市で創業される方で運転資金や設備資金に不安がある方は制度融資や公庫の融資獲得を検討しましょう。

武蔵野市の創業資金(創業融資)を受けるには

武蔵野市は吉祥寺などの大きな街がありますので商圏は大きい市であると言えます。そのため、武蔵野市で会社設立したり個人事業開業をされる方も多くいらっしゃいます。特に吉祥寺駅や武蔵境駅の周辺で起業される方が多いでしょう。

しかし、賃借物件の相場なども高めのため、初期投資資金や運転資金の全額を自己資金で賄うことが難しいケースが多くなります。

したがって、起業時点で創業融資のご検討をされる割合も高いため、こちらのページで武蔵野市の制度融資としての創業資金(創業融資)の要件、日本政策金融公庫の創業融資に関して説明していきます。

武蔵野市の創業資金は23区同様に利率が非常に安い

創業資金概要

武蔵野市の創業融資は、「武蔵野市中小規模事業者事業資金融資あっせん制度」の一部に含まれており、「創業資金」と呼ばれています。23区に比べると一般的な市区町村の融資利率は高くなる傾向があるのですが、武蔵野市は23区と同様で非常に有利な制度となっています。それだけ多くの起業家を市内に呼び込みたいという意図があること、それだけの財政基盤があるということでしょう。

創業融資対象者の要件としては、武蔵野市に本店登記をされている法人、武蔵野市内に在住していて個人事業主となります。又、東京都内で事業を営んでいることも要件になります。そのほか、事業を行うための資格・免許を取得していること(又は取得予定であること)、税金の滞納がないこと、資本金が5,000万円いかであって常時使用する従業員は20人以下であることなどの要件があります。これらの要件に関しては、こちらのページをご覧のほとんどの起業家は要件を満たすと考えられます。

ただ、次の要件として、創業の具体的計画を有している、もしくは、創業後1年未満であることという要件もありますので、創業計画はしっかりと練らないといけないですし、創業融資申し込みが遅れてしまって1年を超えると受けられなくなるので十分にご注意ください。

融資制度の呼称創業資金
認められている資金使途

運転資金、設備資金又はその併用

上限

運転資金 500万円(例:仕入、給与支払、消耗品購入等)

設備資金 800万円(例:機械設備の購入、店舗内外装工事)

併用   800万円

本人(法人又は個人事業主)の負担利率

自己負担 0.3%(融資利率は1.9%だが、武蔵野市が1.6%を補助する)

返済期間

運転資金 5年

設備資金 7年

併用   5年

※併用した場合には7年ではなくて5年となることにご注意ください。短い年数に合わせることとなっています。

※据置可能な期間は最大6ヶ月となります。

信用保証料補助

全額補助されます。

担保の有無

原則は無担保融資となります。

創業資金は他の制度融資制度との併用も認められています。ただし、創業前及び創業から1年以内の場合は創業資金のみしか受けられません。売上が発生してから1年以上経っている場合には一般融資もしくは小口一般融資のどちらかと併用でき、売上発生から15ヶ月以上経っている場合には特別融資もしくは小口特別融資のどちらかと併用できます。

申し込みから融資の取得までの手続きの流れ

武蔵野市役所の「産業振興係」に連絡してからあっせん申請をする

武蔵野市役所に電話して、ご自身が要件を満たすかどうかを念のために確認しましょう。その後にあっせん申請を行ってください。

創業計画書についてアドバイザーに確認してもらいましょう。

創業計画書は手を抜かずに作成しましょう。創業計画書に無理があるとあっせんの承認がおりないおそれがあります。

承認書を受け取ったら金融機関に申し込みましょう。

武蔵野市から無事に承認書の交付を受けたら、金融機関に融資を申し込みましょう。その後に金融機関(銀行、信用金庫)や保証協会が審査を行います。

審査に合格すると融資が行われます。

無事に審査に合格すると融資金額が金融機関口座に振り込まれることになります。その後は創業計画書に記載した資金使途に従って借入金を使いましょう。

融資を受ける金融機関は、どの金融機関でも良いわけではなく、特定の金融機関に限定されていますし、その金融機関の支店も指定されている中から選択することになります。武蔵野市の創業融資では、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、りそな銀行、きらぼし銀行、群馬銀行、山梨中央銀行、八十二銀行、西京信用金庫、西武信用金庫、東京信用金庫、多摩信用金庫、大東京信用金庫からの借入のみ対象とされています。

日本政策金融公庫の創業融資を取る起業家が多い

日本政策金融公庫の方が短期間で融資金がおりることも多いため、日本政策金融公庫から創業融資を受ける人が多いと感じてはおります。公庫は現在では無担保で創業融資を行っていますし、800~1,000万円程度の融資を受けられる可能性が高いとも言われており、そういった面でも人気があると言えるでしょう。

武蔵野市を業務区域として含んでいるのは、日本政策金融公庫の三鷹支店となります。三鷹駅から徒歩1分程度で到着します。最近では日本政策金融公庫はオンラインによる面談にも力を入れ始めていますので、必ずしも現地に足を運ばなくてはならないわけではございません。

ただし、公庫の場合には武蔵野市に本店があったり、武蔵野市に在住だからといって必ずしも三鷹支店で借りなくてはならないという決まりがあるわけではございません。

実際に、当税理士事務所では公庫からの融資獲得の実績が非常に多くありますが、幅広い地域の方を日本政策金融公庫渋谷支店にご紹介させていただき、融資を獲得されています。これは我々が渋谷支店とのお付き合いが長いため、顧問先様が他の地域の方であっても、やはり知っている方がいる渋谷支店にご紹介させていただいているわけでございます。

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