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損益とキャッシュフローの収支は一致しないので注意しましょう
利益がでているのに資金繰りが厳しいという場合には、まずは資金繰り表を作成してみましょう。資金繰りが厳しい原因を見つけることができるかもしれません。
資金繰り表からキャッシュフローの動きを見てみるとわかるのですが、損益とはまた違った数字となるのです。損益計算書上は黒字だけど、資金繰りで見ると赤字であるというケースは結構あるのです。
利益がでているのに資金繰りが厳しい理由は、
売上などが入金されるタイミングと、仕入れがなどを支払うタイミングのズレによって生じている
と考えることができます。
収入と支出のバランスを収支比率といったりするのですが、経常収支比率が100%以上であることが望ましいとされています。
※経常収支比率=経常収入/経常支出
経常収入とは、売上の収入と営業外の収入を合わせたものとなります。
売上の収入とは、いわゆる売上高ではなく、資金化された売上のことです。
試算表の貸借対照表の右側に「売掛金」などの項目が載っているかと思います。
損益計算書の売上高から(期末売掛債権と期首売掛債権の差額)を引いたものが売上の収入となります。
経常支出とは、原価や費用の支払いといいます。
損益計算書の「原価や販管費、営業外費用」から「減価償却や引当金」を引き、棚卸資産の増加分を足して、買掛債務の増加分を引くなど調整をしていきます。
文字にするとややこしいですが、一度エクセルで作ってしまえば、簡単です。
経常収支がマイナスの場合(経常収支比率が1未満の場合)には、資金繰りがマイナス、つまりどんどんお金が出て行ってしまう状況です。
原因を見つけて、対策をしましょう。
・売掛金の焦げ付き
当初は一か月後に入金という約束だったのに、全然入金してくれないなど、焦げ付いている売掛金はありませんか?
すぐに対策をしましょう。
・在庫の膨らんでいる
全然売れないため在庫になっているなど、仕入れて販売するといったサイクルの中で、回転していない在庫はありませんか?
速やかに対策しましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。
試算表だけでなく、資金繰り表も作成して、管理しましょう。
資金繰り表は簡単なもので構いません。毎月出ていく人件費、業者への支払い、入ってくる売上の代金などを月単位で管理してみてください。
また月単位で黒字であっても、月の中で瞬間的にマイナスになってしまうこともあります。入金日を20日にしてもらったり、支払日を月末にしてもらうなど交渉できると楽だとは思いますが、もっとも調整しやすいのは人件費の支払日です。
最初に「○日締めの○○払い」といった条件を決める際には、会社の資金繰りを意識して決めるようになさってください。
※余談ですが、役員報酬や給与の支払日の決める際には、資金繰りと給与計算をする時間を意識しましょう。給与計算をする時間とは例えば「25日締め月末払い」とすると締めてから払うまで、時間がありません。2月などは特に時間がないですね。
締め日のせいで、土日は出勤ということにもなりかねません。また給与振り込みの場合には手数料を優遇してくれる銀行も多いのですが、それも「3営業日前までにデータ送信」などあらかじめデータを準備しておく必要があります。
ですので月末締めの翌15日払いなど余裕のある設計になさってください。
※10日払いと月末払いも避けた方がよいかもしれません。というのも10日は源泉所得税や住民税、労働保険料などの支払い期限となりますし、月末は社会保険料や消費税・法人税の支払い期限となります。
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