未成年を社長にできるのか

親子で会社を作りたいと考えたとき、お父様は訳があって代表者（社長）にはなりたくないので、例えば息子さんや娘さんを社長にして会社を作るというケースはよくあります。

息子さんや娘さんが大人の場合には、通常通りの手続きで会社を作ることになってきますが、お子さんが未成年者だった場合には、年齢によって変わってきます。

例えばお子さんの年齢が19歳の場合には、親の同意があれば社長になれます。

通常必要な書類に加えて、

「ご両親の同意書」と「印鑑証明」が必要となってきます。

もしもこの15歳から19歳のお子さんを社長にして会社を作ることを検討されているようでしたら、当事務所「東京 会社設立パートナーズ」までお声がけいただけますと幸いです。

例えばお子さんの年齢が14歳の場合には、難しいかもしれません。

というのも通常、会社をつくるときには印鑑証明が必要になってくるのですが、14歳の場合には印鑑登録ができないため印鑑証明が入手できないようです。

今のところ、当事務所でかかわった案件では14歳未満の方が社長になった事例はございません。

たとえば19歳のお子さんを社長にして融資を受けたいという場合にはどうなるのでしょうか。

当事務所ではまだ未成年の社長が融資を受けた事例はございませんので、わかりかねます。

借りることができたとしても、おそらく親の同意書などが必要となってくるかと思いますが、借入先の金融機関に直接聞いてみるのが一番手っ取り早いかと思います。