人手不足で新規顧客を取らない税理士事務所が増加中！

ここでは、税理士業界、会計業界の人手不足の原因に関して、説明したいと思います。

やはり、少子化により労働人口の低下が挙げられます。又、会計事務所の仕事が将来減ってしまうのではないかという不安により、志望者が減少したと思っており、これも原因の1つだと言えるでしょう。

日本の平均年齢は50歳近くにまで上がってきています。それだけ、子供の出生率が低い期間が続いたということであり、20代や30代の労働人口も減少したということになります。

この若者現象のインパクトは、我々税理士業界だけではなく、あらゆる業界に人手不足問題をもたらしています。

少子高齢化問題は喫緊の課題ですので、政府には思い切った政策を用いて、解決してほしいところではありますね。短期的な解決は難しいことは間違いないですが、30年後などには、この問題を乗り越えていてくれると良いですね。

「将来なくなる職業」などの非常にインパクトのある表現で特定の職種が紹介される記事を見たことがある人もいるでしょう。

その中には、会計事務所もよく挙げられるのです。個人的には、税務や会計のアドバイスの仕事はAIにとって代わられるものではないと思います。会計記帳の作業は減るのではないかと思いますが、これは税理士の業務の一部と言えるでしょう。

しかし、学生さんなどからすれば、「将来なくなる職業」といわれる職業は敬遠してしまうのも事実でしょう。こういった記事の影響でも、税理士業界、会計業界を目指す若者が減少したのではないでしょうか。